小満
5月20日〜6月4日頃
小満(しょうまん)は、日の光が強まりあらゆる生命が天地に満ち始めることから名付けられました。野山の青葉は深みを増し、紅花が咲き始め、畑の麦は大きく穂を実らせます。西日本では「走り梅雨」がみられる頃です。
<初侯>
蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
卵から孵化した蚕が盛んに桑の葉を食べ始め成長する頃
<次侯>
紅花栄(べにばなさかう)
鮮やかなオレンジ色から紅色に変化する紅花が咲き始める頃
<末侯>
麦秋至(むぎのときいたる)
初冬に蒔かれた麦が熟し、金色の穂をつける頃